医薬品の供給情報を医療現場で共有する方法などを議論するため、厚生労働省は7日、ワーキンググループ(WG)の初会合を開催し、行政や民間による関連の取り組みや今後の論点、検討の進め方などを確認した。WGでは11月ごろに中間取りまとめを行った上で、年内に上部組織の「安定確保会議」へ報告。最終取りまとめを2024年3月ごろ報告する。【松村秀士】
このWGは、より効果的な医薬品の供給情報の収集や医療現場などへの情報提供の在り方について具体的に検討するために設置された。
検討すべき論点は、▽平時または有事に必要な情報共有(需要側、供給側)の考え方▽製造販売業者による供給情報の共有▽改正感染症法等に基づく供給情報の共有▽医療機関や薬局等の在庫の偏在への対応策-など。
初会合では、平時または有事に必要な情報共有の考え方について議論を交わし、
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