厚生労働省は、2024年度からの第9期介護保険事業(支援)計画の基本指針案について全国介護保険担当課長会議で公表し、併わせて市区町村や都道府県が計画を作成するスケジュールも示した。自治体はこの指針案に沿って、サービス見込み量などの設定作業や、必要利用定員総数の提出に着手する。
介護保険事業(支援)計画は、介護保険事業に係る保険給付を円滑に実施するため3年間を1期として策定されるもので、これまで社会保障審議会の介護保険部会では、24年4月から始まる第9期の計画を策定するための議論を進めてきた。
31日に厚労省がサイト上に示した基本指針案では、▽介護サービス基盤の計画的な整備▽地域包括ケアシステムの深化・推進に向けた取り組み▽地域包括ケアシステムを支える介護人材確保や
(残り325字 / 全661字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】