厚生労働省は7日、約30年前に作成した看護師等確保基本指針の改定案を医道審議会の検討部会に示し、おおむね了承された。看護師らの処遇改善の推進や、ライフステージに対応した働き方を可能とするなど勤務環境の改善といった取り組みを基本指針に追記する。今後、パブリックコメント(意見募集)などを行った上で、改定版を秋ごろ告示する。【松村秀士】
改定案には、看護師らの「養成」や「処遇の改善」「就業の促進」といった従来の取り組み事項のほか、「新興感染症等への対応に係る看護師らの確保」の事項を加えた。
このうち処遇改善の事項では、
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