厚生労働省の2022年社会医療診療行為別統計によると、「急性期充実体制加算」は新設された直後の同年5月の1カ月間に全国で合わせて92万6,017回算定されていた。一方、「総合入院体制加算」の加算1から加算3までの算定回数(出来高算定分)は、前の年の同じ月に比べ46%減少した。【兼松昭夫】
急性期充実体制加算は、急性期一般入院料1の届け出病院が整備する高度かつ専門的な急性期医療の提供体制への評価として、22年度の診療報酬改定に伴い4月に新設された。患者の入院期間に応じて3通りの点数がある。
22年の社会医療診療行為別統計によると、新設直後の同年5月の算定回数は計92万6,017回だった。
入院期間ごとの内訳は、「7日以内」(1日460点)が
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