中央社会保険医療協議会が14日に開いた総会では、急性期病棟への介護福祉士の配置を診療報酬で評価することに、吉川久美子専門委員(日本看護協会常任理事)が反対を表明した。【兼松昭夫】
介護福祉士など病院に勤務する介護の専門職に対する診療報酬の評価は、2024年度の診療報酬改定に向けて日本病院団体協議会が国に求めている。入院患者の高齢化が進行して介護が必要な割合が上昇しているため。
中医協の総会と社会保障審議会の介護給付費分科会が3月に開いた意見交換会でも、入院患者の介護を担う人材の配置を促すべきだという声があった。
これに対し、吉川専門委員は14日の総会で、
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