2022年度の診療報酬改定で新たに導入されたリフィル処方箋による医療費抑制の効果が当初の想定を下回っているとして、財務省は11日、財政制度等審議会の財政制度分科会で、リフィル処方箋への切り替えを薬剤師が処方医に提案することを評価するなどてこ入れ策の検討を提案した。【兼松昭夫】
医師が発行した処方箋を、患者が医療機関を受診しないで一定期間に繰り返し使用するリフィル処方箋は22年4月に導入された。政府は当初、それによって医療費470億円程度の抑制効果を見込んでいたが、財務省はこの日、実際の抑制効果が想定を大幅に下回る可能性を指摘した。
これは、
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