厚生労働省は27日、介護施設での見守り機器や介護ロボットなどの活用による効果を検証する2022年度事業の結果を公表した。20-22年度の実証結果を合算した場合、見守り機器の導入率が高くなるほど、夜勤職員1人当たりの移動・移乗・体位変換などの直接介護や巡視・移動の時間が減少したことなどが明らかになった。【松村秀士】
この事業では、見守り機器などを活用した夜間見守りのほか、▽介護助手の活用▽介護ロボットの活用▽介護事業者などから提案された手法-について効果を検証。その結果を、厚労省が27日の社会保障審議会・介護給付費分科会に示した。
それによると、
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