薬事・食品衛生審議会薬事分科会血液事業部会は24日、血液製剤に関する基本方針の見直しの方向性について議論し了承した。献血による血液の確保策として、採血基準の見直しや献血可能時間延長などの検討を記載する方向となった。【ライター 設楽幸雄】
献血の採血基準の見直しは、献血の回数や年齢が対象で、採血量も含まれる。現在の採血基準は、全血採血では1回の採血量として200mLと400mLがあり、対象年齢は200mLが男女16-69歳、400mLは男17-69歳・女18-69歳、年間採血回数は200mLが男6回以内・女4回以内、400mLは男3回以内・女2回以内などとなっている、成分採血にも採血量や年齢、回数などの基準がある。
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