厚生労働省は6日、医療分野のDX(デジタルトランスフォーメーション)のうち、診療報酬改定DXの対応方針を公表した。診療報酬の見直しに伴う医療機関やベンダーの負担を和らげるため、改定の施行時期を後ろ倒しする。中央社会保険医療協議会で議論し、夏までに時期を決定する。【兼松昭夫】
診療報酬改定DXは、政府が近く決定する医療DX全体の工程表に沿って2024年度から段階的に進める。進化するデジタル技術を駆使し、医療機関やベンダーの負担を最小化することを目指す。 (残り461字 / 全797字)
対応方針は省内の推進チームが6日にまとめた。診療報酬改定の施行時期の後ろ倒しのほか、▽共通算定モジュールの開発・運用▽共通算定マスタ・コードの整備と電子点数表の改善▽標準様式のアプリ化とデータ連携-が柱。
厚労省によると、
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