厚生労働省は20日、新型コロナウイルスに感染して入院の治療が必要な人の受け皿となる臨時の医療施設に看護師を労働者派遣する特例を5月7日で終了させる見直し案を社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の医療部会に示した。新型コロナが感染症法上の5類へ移行するのに伴い、臨時の医療施設が原則として順次閉鎖されることになったのを踏まえた対応。【兼松昭夫】
厚労省はまた、新型コロナワクチンの大規模接種会場や集団接種会場への看護師の派遣を3月末で終了させる案も示した。終了するのは、いずれもへき地以外への派遣で、厚労省案は了承された。
労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の意見を聴いた上で、月内に最終決定する。
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