厚生労働省は17日に開催した医薬品の総合対策に関する有識者検討会に、2年に1度の薬価改定時に行う不採算品再算定の適用頻度の見直しを論点として提示した。4月に実施する2回目の中間年薬価改定では、原材料価格の急激な高騰などへの対応として、臨時・特例的な措置として、不採算品再算定を行うが、今後も、2年に1度ではなく中間年も含めて毎年実施する方向とみられる。【ライター 設楽幸雄】
不採算品再算定は、薬価制度上で2年に1度の薬価全面改定時に、不採算となる品目について、原価計算方式で設定された薬価まで引き上げる。
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