厚生労働省は15日、2024年度に控える診療報酬と介護報酬の同時改定に向けた意見交換会で、医療機関・介護事業所同士や医療・介護間で情報共有を円滑に行うために項目や様式を統一化する方向性を示した。効果的・効率的な情報連携を進めるのが狙い。複数の委員から、統一化を進めるべきだとの意見が出た。【松村秀士】
医療と介護の施設間での情報の提供や連携は、いまだに手交や郵送といったアナログな方法で行われることが多い。ただ、今後はDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進によって「全国医療情報プラットフォーム」が整備されるほか、電子カルテ情報の標準化が進められる見通しで、
(残り583字 / 全865字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】