政府は10日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「5類」に変更するのに伴って、医療提供体制を見直すことを決めた。新型コロナの患者が幅広い医療機関で受診できる体制に段階的に移行し、2月時点で約4.2万カ所の医療機関が対応していた外来医療は最大で約6.4万カ所、入院医療には全ての病院(約8,200カ所)で対応することを目指す。また、医師法に規定されている応召義務について、新型コロナやその疑いのみで診療を拒否することは「正当な事由」に該当しない取り扱いとする。【松村秀士】
新型コロナの位置付けの移行後、国は外来医療について、効率的な感染対策への見直しや、設備整備や個人防護具の確保などの支援を行うほか、
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