社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の医療部会が24日開かれ、厚労省は、2025年度の創設を目指す「かかりつけ医機能」報告制度の対象に無床診療所や、在宅医療を行う医療機関が含まれるとの見通しを示した。【兼松昭夫】
「かかりつけ医機能」報告制度の創設は、政府が10日に国会に提出した全世代型社会保障の関連法案に盛り込まれ、どのような医療機関に報告を求めるかなどの詳しい枠組みは、法案成立後に検討することになっている。
医療部会の24日の会合では、法案の内容を厚労省が報告した上で、委員からの質問に答えた。山崎學委員(日本精神科病院協会会長)が、病床機能報告などと「かかりつけ医機能」報告制度の違いを質問した。
厚労省の担当者は、一般病床か療養病床を持つ
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