政府の全世代型社会保障構築会議は7日、報告書の年内取りまとめに向けて詰めの議論に入り、医療・介護制度改革の大まかな工程をまとめた。「かかりつけ医機能」の発揮を促す制度の整備など3つの医療改革を「足元の課題」に位置付けた。年内に方向性を固め、2023年の通常国会での関連法改正を目指す。【兼松昭夫】
全世代型社会保障構築会議はこの日、▽医療・介護制度改革▽働き方に中立的な社会保障制度の構築▽子ども・子育て支援-ごとに工程を整理した報告書の素案を議論した。
医療・介護制度では、「かかりつけ医機能」のほかに、出産育児一時金の増額など医療保険制度の見直し、医療法人改革の推進を「足元の課題」に位置付けた。いずれも次の通常国会での
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