厚生労働省は5日、公民館や郵便局など患者に身近な場所でオンライン診療を受けられるようにするためのルールの見直し案を社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の医療部会に示した。医療が少ないへき地や離島に対象を限定し、医師が常駐しない診療所を公民館や郵便局内に開設することを原則とする内容。【兼松昭夫】
ただ、厚労省案では、▽おおむね週2回以上反覆・継続して行われない▽おおむね3日以上一定の場所で継続して行われない-のどちらかに該当する場合は巡回診療の特例として、診療所の開設を不要とする取り扱いも盛り込んだ。代わりに、巡回診療の実施計画の届け出を求める。
また、医師が常駐しない診療所をどの公民館や郵便局に開設するかの判断には都道府県が
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