総務省によると、全国の自治体が運営する849病院のうち、2021年度の経常損益が赤字だった病院の割合は27.6%で、前年度(全853病院)の42.8%から15.2ポイント低下した。公立病院全体での21年度の経常収支は3,256億円の黒字で、20年度の1,251億円から黒字幅が大幅に拡大した。【兼松昭夫】
新型コロナウイルスの感染が拡大する前の19年度(全857病院)は980億円の赤字だった。財務省は、新型コロナ関連の補助金が交付され始めた20年度以降、公立病院の経営が改善しているとして、病床確保への支援などの見直しを主張している。
総務省では、
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