人口減少と高齢化が進む中、頻回受診や重複投薬の解消などによる医療の最適化は不可欠だとして、健康保険組合連合会は8日、患者の医療情報を一元管理し、幅広いニーズに応える「かかりつけ医」の制度化を提言した。一定の機能を整備した医療機関を認定し、そこの医師1人を国民や患者が「かかりつけ医」として任意で登録する内容で、自分に合った医師を選択できるように医療保険者が医療機関の機能を公開して支援する。【兼松昭夫】
政府の全世代型社会保障構築会議が「かかりつけ医機能」を発揮するための制度の整備などを年末にかけて具体化することになっていて、健保連では、今回の提言をそこに反映させたい考え。
そのため、
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