中央社会保険医療協議会の医療技術評価分科会が7日に開いた会合では、手術の分類の見直しを整形外科の領域から検討することになった。外科系学会社会保険委員会連合(外保連)の手術基幹コード「STEM7」と整合性が取れていない診療報酬点数表の手術料の区分「Kコード」の一部に精緻化の余地があることが分かり、2024年度に予定されている次の報酬改定での対応を視野に、引き続き具体化する。【兼松昭夫】
厚生労働省はこの日、Kコードが1つしかなく、手術部位ごとにSTEM7 が分類されている整形外科の術式の一部を対象に、24年度報酬改定に向けてKコードの精緻化を検討する案を示し、了承された。
外保連の手術基幹コード「STEM7」は、肝臓や肺などの対象部位、切除や止血などの
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