特定の診療科に医師がどれだけ偏在しているかを可視化し、偏在の解消に役立てる指標の導入が当面、見送られることになった。都道府県が作る次期医師確保計画の見直しに合わせ、診療科別の指標を出すべきだという意見が以前からあったが、厚生労働省は、医師の偏在指標を診療科ごとに計算するのは「現時点では困難」と判断した。【松村秀士、兼松昭夫】
省内の「地域医療構想及び医師確保計画に関するワーキンググループ」(WG)が21日に開いた会合で、見送りの方針を決めた。
診療科別の偏在指標を計算するには、
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