高額な新薬の適正な使用を図るため、使用可能な施設や医師の要件などを定めている「最適使用推進ガイドライン」について、厚生労働省は、新薬承認から8年後を基本に行われる再審査の評価を終了した場合は、ガイドラインの記載内容を簡略化した「簡略版GL」に改訂することとし、14日の中央社会保険医療協議会・総会に報告、了承された。【ライター 設楽幸雄】
最適使用推進ガイドラインは、抗体薬のオプジーボやキイトルーダ、最近ではキムリアなど革新的新薬を対象にし、個別品目ごとに、使用することのできる施設や医師の要件などを設定している。
14日の中医協・総会でも、キイトルーダとキムリアの効能追加分に関するガイドラインの改定が報告され、了承された。
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