厚生労働省は、29日に開かれた第8回循環器病対策推進協議会で、循環器病対策推進基本計画の見直しに関する案を提示した。第2期基本計画(2023年度から6年程度を目安)を策定する際の基本的な考え方として、「感染拡大時でも機能を維持できる医療体制の整備」などを挙げた。【新井哉】
新型コロナウイルスの感染拡大で、CCU(心疾患治療のための集中治療室)に救急患者を受け入れる病院の応需率の低下や転院先の調整困難など、循環器病の診療体制に逼迫が生じたことを取り上げ、「将来の感染症の到来に備え、感染拡大時でも救急患者を受け入れる機能が維持できるよう、各地域における医療体制の整備が必要ではないか」と提案した。
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