厚生労働省の有識者検討会は27日、2024年度以降の次期医療計画に盛り込まれる5つの事業をテーマに議論を交わした。周産期医療については、新生児集中治療室(NICU)などの「集約化・重点化」を引き続き進めるべきだとの意見が出た。【松村秀士】
医療計画は、各都道府県が地域の実情に応じた医療提供体制を確保するために策定するもので、23年度に次の計画(期間24-29年度)の策定作業を進める。主な記載事項は、がんや脳卒中といった5つの疾病や、救急医療や周産期医療のほかに、新興感染症への対応を新たに加えた6事業など。
27日に開かれた「第8次医療計画等に関する検討会」で、厚労省が従来の5事業に関する現状や取り組みを報告した。それによると、
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