厚生労働省は、14日に開催された厚生科学審議会科学技術部会で、AMED研究に関する2023年度の研究事業実施方針案を示した。障害者対策総合研究事業(精神障害分野)に関しては、新型コロナウイルスなどの新興感染症に感染した後の精神症状に関連する生物・心理・社会的なデータを解析し、精神疾患の新規治療法の開発や病態の解明を促進する。【新井哉】
精神障害分野の研究事業では、▽客観的診断法の確立と治療の最適化▽心の健康づくりなどに資する研究開発の推進▽依存症の治療回復に資する研究開発の推進▽精神障害分野の研究促進におけるデータ利活用に関する研究-を柱に据え、多様化するニーズや課題に対応することを目指している。
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