病院による外国人への医療提供の実態を把握するため、厚生労働省が行った調査によると、2021年9月の1カ月間に外国人の患者を受け入れていた2,575病院のうち、481病院(18.7%)で外国人患者の未収金が発生していたことが分かった。1病院当たりの発生件数は4.2件、未収金の総額は平均29.1万円だった。【兼松昭夫】
481病院のうち375病院では発生件数が「5件以下」だったが、1病院では30件超発生していた。また、5病院では未収金の総額が500万円を超えた。
厚労省の「医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」は、外国人患者の受け入れ実績に関する調査と受け入れ体制に関する調査の2本立てで、
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