総務省は24日、福岡県の小竹町立病院事業特別会計の経営健全化計画の概要を発表した。資金不足比率(資金の不足額の事業規模に対する比率)を経営健全化基準未満とするため、給与費の抑制と適正化を行うほか、主軸とする診療科目の設定と集中的な入院患者の受け入れにより、薬剤などの単価を抑制する。【新井哉】
総務省によると、2019年度決算の資金不足比率は18%だったが、医師不足や新型コロナウイルス感染症の影響による医業収益の減少に伴い、20年度決算で事業規模が縮小。21年度の資金不足比率の見通しは34.9%となっている。
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