厚生労働省は23日、2020年度の市町村国民健康保険の実質的な収支差額が2,054億円の黒字だったことを公表した。前年度よりも2,993億円増加し、2年ぶりに黒字となった。【松村秀士】
20年度の市町村国保の財政状況は、単年度の収入額が23 兆 6,585億円(前年度比1.6%減)だった一方、支出額は23兆2,297億円(同3.5%減)だった。これにより、決算など補填を目的とした一般会計繰入金を除いた場合の「精算後単年度収支差引額」は2,054億円の黒字となった。
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