コロナ禍で進んだとされた内服薬の長期処方は、厚生労働省の「最近の調剤医療費の動向」からも明らかだ。内服薬の処方箋1枚当たり投薬日数は、コロナ第1波直前の2020年2月は24.8日だったが、3月は27.0日、流行が本格化した4月は29.7日と一気に増加した。21年度はやや揺り戻したが、それでも28日前後で推移している。【ライター 設楽幸雄】
内服薬の処方箋1枚当たり投薬日数は、17年度23.6日、18年度24.1日、19年度25.0日と、年々増加している。長期処方の拡大が続いているためだ。
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