厚生労働省健康局健康課などは21日、ワクチン接種会場の熱中症予防対策に関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、市町村、特別区の衛生主管部局、熱中症予防対策担当部局に出した。熱中症患者が発生した際に対応できる医療体制を準備する必要性を挙げている。【新井哉】
事務連絡では、ワクチン接種のため、夏以降も接種会場に多くの高齢者を含む住民が訪れることが予定されていると説明。熱中症は、例年、暑さに慣れる前の梅雨明け後の7月下旬から8月上旬にかけて多発する傾向があることや、特に高齢者は熱中症にかかりやすく、熱中症で死亡した人の約9割を占めていることも取り上げている。
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