厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部物資班は5月31日、医療用手袋の備蓄品売却に関する事務連絡を関係団体に出した。国の非滅菌手袋の備蓄品のうち、使用期限切れまで1年・2年程度の製品を売却し、その有効活用を図る。【新井哉】
事務連絡では、非滅菌手袋やN95マスクなどの医療用物資について、2020年3月以降、医療現場で需給が逼迫したため、国が調達し、都道府県を通じて医療機関に無償配布してきたことを説明。医療機関の需給状況が改善したが、国の医療用物資の備蓄は、輸入途絶や需給逼迫の再発生に備え、医療従事者・国民の生活を守るため、「今後も必要なもの」との見解を示している。
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