医療機関と薬局間の処方箋の受け渡しを電子化する電子処方箋について、厚生労働省は27日、おおむね全ての医療機関や薬局への2024年度中の導入を目指すという数値目標を公表した。【兼松昭夫】
電子処方箋は、オンライン資格確認システムを拡張して23年1月に運用を始める。マイナンバーカードの健康保険証を使う患者がほかの医療機関や薬局から処方・調剤された薬剤の情報を、タイムリーに共有できるようになる。それによって重複投薬の抑制を促す。
紙の処方箋から早期に全面転換させるため、政府の規制改革推進会議は、23年度から年度ごとに数値目標を設定して毎年更新するよう求めていた。それを受けて厚労省は27日、
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