総務省は29日、持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドラインを公表した。これに基づき、公立病院ごとの「経営強化プラン」の策定を各地方公共団体へ要請。プランには、医師らの確保と働き方改革への対応や、新興感染症に備えた平時からの取り組みが加わる。【松村秀士】
新たなガイドラインは、従来の新公立病院改革ガイドラインに代わるもので、7年ぶりに見直された。各地方公共団体は、2022-23年度中に経営強化プランを策定。その標準的な実施期間は、策定年度またはその次年度から27年度までとする。
■時間外労働の縮減への取り組みなど記載へ
(残り309字 / 全582字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】