厚生労働省は14日、看護師向けの特定行為研修の実施機関として阪大(大阪府吹田市)や善仁会宮崎善仁会病院(宮崎市)など30施設を追加で指定したと発表した。研修機関は計319施設に増加。今回、宮崎県で初めて指定されたことにより、各都道府県で1カ所以上の整備が完了した。【松村秀士】
今回の追加指定は、医道審議会の看護師特定行為・研修部会が2月14日に審議した結果を踏まえた措置。指定された30施設のうち、9施設が「領域別パッケージ研修」の認定も受けた。
厚労省はまた、既に指定されている日本赤十字社(東京都港区)や東京医科歯科大病院(東京都文京区)、北里研究所北里大病院(神奈川県相模原市)など49施設について特定行為区分の変更を承認。うち、22施設の領域別パッケージ研修も認定した。追加の指定や特定行為区分の変更は、いずれも2月28日付。詳細は次の通り。
(https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000912641.pdf)
■研修機関数に地域差
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