厚生労働省保険局医療課の金光一瑛課長補佐は、日本病院会などが実施した2022年度診療報酬改定説明会で、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料の施設基準で複数の減算ルールが設けられることについて、「地域での役割を精力的に果たしている所(医療機関)にあまり影響がない部分もある」と述べ、地域包括ケア病棟が役割を十分に果たすことに期待を示した。【松村秀士】
地域包括ケア病棟の主な役割は、▽急性期治療を経過した患者の受け入れ▽在宅で療養している患者等の受け入れ▽在宅復帰支援-の3つ。地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料の施設基準には、自宅から入棟した患者の割合や在宅復帰率など、本来の機能を果たすための要件が幾つも設けられている。
22年度改定では、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料の施設基準について複数の減算規定が設けられる。
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