東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第81回)が3日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、新規陽性者数の7日間平均が減少傾向にあるが「依然として極めて高い値」でとどまっていることを挙げ、「1万人規模の新規陽性者が発生する危機的な感染状況のさらなる長期化が懸念される」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(2月23日時点)の4,172人から2日時点で3,808人となっていることを説明。入院患者と重症患者に占める高齢者の割合が、高い値で推移していることに触れ、「この状況が長期化すれば、高齢者への対応等で医療従事者への負担も長期化し、医療提供体制がさらにひっ迫する」と指摘している。
(残り349字 / 全684字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】