東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第80回)が25日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、医療機関や高齢者施設などでの集団発生が多数確認されていることを取り上げ、「重症化のリスクが高い患者や利用者の感染に加えて、職員の就業制限等による社会機能の低下が危惧される」との見解を示している。【新井哉】
コメント・意見では、入院患者数について、前回(16日時点)の4,154人から23日時点で4,172人となっていることを説明。入院患者数と重症患者数が高い値で推移していることに触れ、「現状の感染状況が長期化すれば、医療従事者への負担も長期化し、医療提供体制が危機に直面する」としている。
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