2022年度の診療報酬改定では、厚生労働省の指針に基づき医師が情報通信機器を用いて初診を行った場合の評価として初診料(251点)を新設する。また、オンラインでの再診料と外来診療料(共に73点)も作る一方、現在のオンライン診療料(月1回71点)を廃止する。【松村秀士】
算定要件は、厚労省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に準拠した実施に加え、診療の内容や日時の診療録への記載など。また、情報通信機器を使った診療は原則、医療機関に所属する医師が医療機関内で行う必要があり、仮に院外の場合は事後的に確認できる場所で実施しなければならない。
■初診料は対面の約87%に相当
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