厚生労働省は2日、2022年度診療報酬改定に向けた議論の整理に関する意見が計3,282件寄せられたことを、中央社会保険医療協議会・総会に報告した。20年度改定に関する意見の延べ件数と比べ、1,512件多かった。【松村秀士】
個別改定項目ごとで見ると、今回は「口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配慮した歯科医療の推進」が2,136件で最も多く、全体の65.1%を占めた。次いで、「かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師の機能の評価」(187件)、「地域包括ケアシステムの推進のための取組」(182件)などの順だった。
■リフィル処方箋の導入に反対する声も
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