厚生労働省は、4月から保険適用となる不妊治療に使用される薬剤6成分16品目を新薬として4月1日付で薬価収載することを2日の中央社会保険医療協議会・総会に報告し、了承された。自由診療で使われているバイアグラとシアリスが「勃起不全による男性不妊」に限定して保険適用となる。無月経や月経困難症に対する黄体ホルモンのプロゲステロン製剤も4品目が収載される。【ライター 設楽幸雄】
日本生殖医学会のガイドラインに記載され、すでに薬事承認されていて保険適用されていない6成分16品目を薬価収載する。
また、すでに生殖補助医療の治療薬として薬事承認を受け、薬価収載されているものが2成分あり、さらに、別の適応症で薬事承認・薬価収載されているもので4月からの不妊治療の保険適用に対応するため、薬事承認の手続きを進めているものが18成分ある。
合計26成分が、4月からの不妊治療に使用可能な薬剤となる。
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