厚生労働省は21日、新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となった介護従事者について、医療従事者への対応を参考に、コロナワクチン2回接種済みなどの要件を満たせば、緊急的な対応として、介護に従事することを可とする事務連絡を、沖縄県に宛てて出した。【齋藤栄子】
事務連絡では沖縄県を対象に、新型コロナ感染症患者または濃厚接触者が入所している高齢者施設等であって、外部からの応援職員の確保が困難な施設に限り、入所者に必要なサービスが提供されるための緊急的な対応として、濃厚接触者となった介護従事者が、要件および注意事項を満たす限りにおいて、介護に従事することは不要不急の外出に当たらないとしている。
対象となる高齢者施設は、▽特別養護老人ホーム▽介護老人保健施設▽介護医療院▽介護療養型医療施設▽認知症グループホーム▽養護老人ホーム▽軽費老人ホーム▽有料老人ホーム▽サービス付き高齢者向け住宅▽短期入所生活介護事業所▽短期入所療養介護事業所。
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