厚生労働省老健局高齢者支援課などは19日、「10月以降の介護職員の処遇改善に係る措置について」の事務連絡を関係団体に宛てて出した。介護職員の処遇改善のため、10月以降の新加算創設に向けた臨時の報酬改定を予定しているが、厚労省は介護職員処遇改善支援補助金と同様の措置とする案で審議しているため、2月から介護職員の処遇改善に取り組んでほしいとしている。【齋藤栄子】

　4月から申請を受け付ける介護職員処遇改善支援補助金は、2・3月から実際に賃上げを行っていることが要件の1つになっている。厚労省の担当者によると、補助金による賃上げが9月までの期限付きであることから申請しないという声などがあるという。

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