厚生労働省医政局は、2022年度予算案で2,083億600万円を計上した。前年度の当初予算から156億4,300万円(7.0%)の減少。主な施策として、地域医療構想の実現に向けた取り組みの推進で757億円、医療計画に基づく医療体制の推進に545億円、医療従事者の働き方改革の推進に118億円をそれぞれ充てた。【松村秀士】
現役世代の急激な減少による労働力の制約が強まる40年も見据え、厚労省は、質が高く効率的な医療提供体制を構築していくため、各都道府県の地域医療構想に基づく病床の機能分化・連携の推進や在宅医療の充実などを進めるための施策を講じる。
また、各地域での医療機能の分化・連携の議論や取り組みを着実に進めるとともに、取り組みが進んでいる医療機関には重点的に支援する。
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