厚生労働省は14日、米バイオジェンとエーザイが共同開発した新規アルツハイマー病薬「アデュヘルム点滴静注」(一般名アデュカヌマブ)の国内承認について、22日の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会で審議すると発表した。アルツハイマー病薬として初の抗体薬で、高額な薬価の上に、市場規模も巨額になる可能性がある。【ライター 設楽幸雄】
22日の医薬品第一部会は、アデュヘルムのための臨時開催で、アデュヘルムの承認の可否と、その最適使用推進ガイドラインのみを議題とする。
厚労省は、アルツハイマー病の患者数が多いこと、また社会的関心も高いことから、通常なら2022年1月以降の部会の議題となるところを、早めに開催することとした。
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