厚生労働省は10日の中央社会保険医療協議会・総会に、人工呼吸器やECMOを使用した重症患者に対する治療管理の評価、2次性骨折予防のための骨粗鬆症の一連の治療の評価、小児運動器疾患に対する評価、高度難聴指導管理料の在り方、知的障害を有するてんかん疑い患者への遠隔連携診療の評価、遺伝学的検査の拡大と遺伝カウンセリング時の医療機関連携の評価、術後疼痛管理チームによる疼痛管理の評価を論点として提示。各側が評価の拡充を支持した。【ライター 設楽幸雄】
重症な呼吸不全の患者に対する人工呼吸器やECMOによる治療は、コロナ禍で重要な治療法となった。
厚労省は、「適切な鎮静管理などにより、治療期間の短縮や、予後の改善が示され、また、ECMOを用いた治療で行われる治療管理の実態を踏まえて、人工呼吸器やECMOを用いた重症患者の治療管理の評価」を論点として提示した。
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