6日に開催された第5回自殺総合対策の推進に関する有識者会議で、「見直しに向けた検討の視点」が事務局から示された。自殺の動向や課題について、前回の会議での意見を踏まえて整理したもので、「増加傾向にある児童・生徒の自殺」などを取り上げている。【新井哉】
この日の会議で、事務局は、「児童生徒の原因・動機別自殺者数(男女計)の推移」を見ると、2007年以降、継続して学校問題が最も多くなっていることや、青少年(10歳代・20歳代)のうつ病による自殺については、中高年(40歳代・50歳代)のうつ病による自殺よりも少ないことを警察庁の「自殺統計」を基にした資料で示した。
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