中央社会保険医療協議会が10日に開いた総会では、2022年度診療報酬改定での急性期入院医療への評価の在り方も議論した。診療側が充実した急性期の入院医療を担っている医療機関をさらに評価するよう求め、これに支払側は一定の理解を示した。【松村秀士】
急性期の入院医療を担う医療機関には、重症救急患者への対応や手術などの総合的で専門的な医療の提供のほか、退院支援の機能といった役割がある。ただ、例えば急性期一般入院料1を届け出ている医療機関については、治療室の他の入院料の届け出状況や、救急搬送の受け入れ件数、手術などの実績に差があるのが現状だ。
■治療室ない急性期病院、評価引き下げには反対-診療側
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