抗体カクテル療法と呼ばれる新型コロナウイルス感染症の軽症・中等症患者用の中和抗体薬「ロナプリーブ」(一般名カシリビマブ/イムデビマブ)について、厚生労働省は5日、発症抑制の効能追加や用法に皮下注射を加える製造販売承認事項の一部変更を特例承認した。併せて、改訂された添付文書を公表した。改訂版には、5cm以上の間隔で計4箇所に投与することなど、皮下注射の方法や留意事項が追記されている。【松村秀士】
改訂版によると、ロナプリーブは点滴静注による投与を原則とするが、それが実施できずやむを得ない場合にのみ皮下注射での投与を検討する。
■注射部位反応の報告あり
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