厚生労働省は2日、自殺対策白書(2021年版)を公表した。新型コロナウイルス感染症に特化した相談窓口(コロナSNS相談窓口)を取り上げ、「通常の相談窓口に比べて、相談者の年齢層が高い」といった特徴を説明している。【新井哉】
白書によると、20年度に2団体が新たに設置した新型コロナウイルス感染症に特化した相談窓口への相談延べ件数は8,262件。年齢階級別(年齢不詳を除く)では、「40歳代」からの相談が全体の27.2%(2,026件)を占めた。「30歳代」が27.1%(2,014件)、「20歳代」が21.7%(1,616件)、「50歳以上」が13.2%(979件)、「19歳以下」が10.8%(804件)だった。
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