厚生労働省医政局長はこのほど、医師から医療関係12職種へのタスク・シフト/シェアが可能な業務の具体例と留意点などを整理した通知を、各都道府県知事に宛てて発出した。医師の時間外労働の上限規制が適用される2024年4月に向けて、医師の働き方改革を進める検討会の議論を踏まえて、現行制度の下で実施可能な範囲でのタスク・シフト/シェアを早急に進める必要があるとしている。【齋藤栄子】
厚労省が実施したヒアリングで、各種職能団体・学会から提案のあった項目を基に、(1)看護師(2)助産師(3)薬剤師(4)診療放射線技師(5)臨床検査技師(6)臨床工学技士(7)理学療法士(8)作業療法士(9)言語聴覚士(10)視能訓練士(11)義肢装具士(12)救急救命士-について、医師からのタスク・シフト/シェアの具体例を整理した。
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