厚生労働省が公表した2020年の受療行動調査(概数)の結果によると、外来患者の予約の状況について、「予約をした」が77.4%となり、前回よりも6.0ポイント上昇した。【齋藤栄子】
調査は、医療を受けた時の状況や満足度などについて、3年ごとに実施されている。20年は、10月20-22日の3日間のうち医療施設ごとに指定した1日に行われ、外来患者6万4,981人と入院患者4万667人から有効回答を得た。
調査結果によると、病院を選んだ理由について、外来、入院共に「医師による紹介」が最も多く、外来で38.7%、入院で55.5%だった。また、受診する時に情報を入手している人は外来、入院共に8割以上となり、情報の入手先は、「家族・知人・友人の口コミ」が外来で71.1%、入院で69.4%となり最多だった。
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